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Bose QuietComfort35を買ってみた感想

7 min

こんばんは、りせきちです(@lisekichi)

現在iPhone7の購入とともにSIMフリーに変え、月々の支払いをかなり安く抑えることが出来て快適なiPhone生活を送っていたんですがただ1つだけ納得出来ない事がありました。

それはiPhone7にはイヤホンジャックがない事。

厳密に言えばイヤホンジャックのアダプタがiPhone7には付属しています。

このアダプタのジャックに通常のイヤホンを挿せばこれまで通り使用する事に何ら問題はないんですけど、コレが見た目的に非常にダサい上に何ともスマートじゃない。

りせきち

りせきち

ジョブズが存命なら消して許していないであろう仕様なわけです。

おまけにこれまで長年使用していたイヤフォンのShureのSE315もiPhone7では使えなくなるわけで。

というわけでさっそく話題のApple純正のBluetoothイヤフォンのAirPodsを検討したんですけど現状在庫無い時点で候補から外れました。

それに音質に関しても聴いてないので何とも言えない。

すぐにでも欲しかったのでコレは本格的にBluetoothのイヤホンなりヘッドフォンを使うしかないって事で様々な検討と試聴を繰り返した結果、BoseのQuietComfort35を購入しました。

さっそく。


QuietComfort35を選んだ理由

これが今回購入したBoseのQuietComfort35

まずはBluetoothって事で有線に比べると音質的には劣る、また遅延がある事を前提としてなるべく良いものをという事。

また通勤や自宅でiPhone7で音楽を聴く事が一番の用途なわけですが、PCやPSVitaなどでの使用も兼ねつつなるべく音質的にも良さそうなもの。

大まかにこの2つでこのQuietComfort35を選びました。

他にもSONYのノイズキャンセリングも候補だったんですが試聴の際、店舗試聴用の機種の問題なのか何度試してもペアリングが怪しかったので残念ながら候補から外れていきました。

これといってノイズキャンセリング目当てというわけでは無かったわけですが。

付属品について

キャリーケース

まず箱をあけてみたら重厚なキャリーケース。

Bose製品は初なのでちょっとワクワクします。

簡素な説明書

使用方法のイラスト。

実際にこの絵にある通りですぐに使用可能なぐらいシンプルな設計になってますね。

説明書は多言語対応のものが2つ入っています。

キャリーケースと詳細な説明書。

画像には写ってないんですけど実際に説明書は2冊有り多言語に対応してます。

中を見ると海外製品によくある多言語対応の説明書で同じ内容のものが各言語縦に並んでいて非常に見辛いんですけど、実際の使用方法に関しては特に難しい事は無いので問題無いですね。

左上部のBOSEロゴ部は機内用デュアルプラグアダプター。本体の第一印象は高級感。

キャリーケースを開けてみると高級感のある本体といった印象。

持ち歩く際にはこの様にケースに収納するみたいです。

綺麗に折りたたむことが出来、折りたたんだ際に干渉する部分にはスポンジが挟まっています。

機内用デュアルプラグアダプター

飛行機乗る事が無いのでまったく関係無いんですけど機内用デュアルプラグアダプターも入ってます。

付属の本体充電用USBケーブル

付属のUSB充電ケーブル。

これとQC35本体を繋いで充電します。普通のマイクロUSBですね。

伸ばしてみるとややケーブルが短いです

しかし見ての通り短いです。20cm無いぐらいの長さ。

使い勝手を考えると長めのケーブルを別に購入するのがいいかもしれません。

気にするほどでも無い様な気もしますけど個人的にはもう少し長めの方がいいかなと。

有線接続用の音声ケーブル

他にも付属で音声ケーブルもあります。

直接本体に挿して有線ヘッドフォンとしても使用可能です。

ちなみに差込穴はイヤーカップ左の下にあります。

ヘッドフォンを取り出すとこんな感じ

取り出して見ると意外にそんなに大きい感じはないです。

直接耳にあたるパッド部には高級車のシートなどによく使われている人工皮革「アルカンターラ」という素材が使用されてるみたいで触り心地は良いです。

夏場なんかは長時間の使用は汗ばむかもしれないなといった印象。

ヘッドフォン右側部(R)に電源スイッチと機器接続する際のスイッチ。

スイッチ部分。右にカチッとスライドさせると電源が入ります。

電源が入るとともにノイズキャンセリング機能もオンになります。

そのまま右端までスライドさせるとペアリングできます。このスイッチはカチッといった固定ではなく横にずれて元に戻る様なスイッチになってます。

右側イヤーカップの後方側面に音量調整等コントロールボタン
右側イヤーカップの後方側面に音量調整ボタンとマルチファンクションボタン

右側の後方側面にコントロールボタン。

プラスとマイナスは音量調整。真ん中のマルチファンクションボタンについては説明書に色々と記載があります。

  • 再生/一時停止(ボタンを1回)
  • トラック送り(ボタンを続けて2回)
  • 早送り(ボタンを続けて2回押し、2回目はそのまま押し続ける)
  • トラック戻し(ボタンを続けて3回押す)
  • 早戻し(ボタンを続けて3回押し、3回目はそのまま押し続ける)

大まかにはこういった感じです。

この他にもスマホと接続している際にこのボタンを押すことで通話が可能です。

使用方法の詳細はBOSE公式の説明書(PDF)参照。まだ実際に試してないのでちょっとわかりづらい気もしてますが使用してく上で慣れると思います。


とにかく価格が4万近いだけあって全体的に安っぽい作りにはなってないので良い。

ヘッドフォンで4万は一般人の金銭感覚としてはやっぱり高級な部類なのでこれぐらいの作りだったら納得できます。

Bose Connect APP(スマホ用アプリ)は使用するのが良い

んでBoseの公式アプリもあります。

 

コレをインストールしなくてもQC35は普通に使えるんですが、本体ファームウェアのアップデートや他にも詳細な設定はこれで行うことが出来るのでダウンロードするのが良さげ。

IMG_0776

接続すると初めての場合はファームウェアのアップデートが行われると思います。

その時のスクリーンショット撮ってなかったんですが25分ぐらいかかりました。長め。

アプリでダウンロードして自動でQC35にアップデートしてくれるみたいですね。

IMG_0777
各項目の設定画面

設定項目。ここから様々な設定が行えます。

説明書もここから確認することが出来ます。あとはデフォルトだとBose QuietComfort35でデバイス名が表示されていると思いますがこの名前の変更も可能です。

言語がたくさんあります
音声言語の設定画面

接続の際に音声でガイドされるんですがこの言語も設定が可能。

初期設定だと英語になってたので日本語に設定。ちなみにデバイス名を読み上げる時だけは日本語に変更しても英語のままです。

接続設定画面
接続設定画面

接続設定については以前に接続したことのある機器の履歴と現在接続されている機器が表示されます。

ここから接続する機器の切り替えも可能。

下の新規接続ボタンは新たに接続する機器をペアリング。

編集ボタンではこれまでの接続したデバイス履歴の削除が出来ます。

アプリ上で共有設定が出来る
アプリ上で共有設定が出来る

接続している機器の音楽の共有が出来るっぽい。

試してないので不明ですけど例えば自分のiPhoneの曲をBoseのヘッドフォンがあれば二人で同じものを聴くなんてことが出来るんだと思います。

曲の再生
曲の再生

アプリ上で音楽の再生も可能。

再生されるものはiPhoneの音楽ライブラリでした。

ちなみにアーティストやアルバムの変更等はBoseのアプリ上からは出来ませんでした。

Bluetoothの接続品質については問題無し

今のところ途中で接続が途切れるということは一度も無いです。

試しに接続機器から壁を2枚挟んで10m程度離れた場所でも一度も接続が途切れた事は無いです。

通常に使用する分に何ら問題無いと思います。

遅延について音楽用途に割り切るべき

遅延についてですが、試しにゲームでも使用が可能か試してみました。

遅延にシビアだと思われるFPS(Battlefield 1)で試したところ、若干の遅延は感じました。てか体感だとかなり気持ち悪いです。

わかりやすく言えば銃を撃った瞬間に銃声が耳に聞こえるわけではなく、0.5秒程度遅れてから音が聞こえてくる様な印象でした。

これだと敵の銃声の位置なんかは全くアテにならない。他にも音ゲーなんかもダメだと思います。

QC35はapt-x非対応ということなのでやはり遅延が気になる人はゲームをするジャンルにも寄ると思いますが他のヘッドフォンを使用した方が良さげです。

音楽用途として割り切って使用するのが個人的には良いのではないかと。

ノイズキャンセリング機能について概ねOK

ノイズキャンセリング機能ですがiPhoneに接続し音楽視聴してみての感想です。

まずノイズキャンセリング機能についてですが電源を入れた際にすぐ実感出来ます。

大きめな外の音は聞き取れるレベルですが外の音を軽減してくれる様な感じで遮断してくれます。

完全に外の音が聞こえなくなるという程のものでは無いわけですが充分に音楽視聴に没頭出来る状態にしてくれると思います。

特に電源を切った時やヘッドフォンを外した時に一番ノイズキャンセリング効果を実感できると思います。

個人的には充分な性能ではないかなと思います。好みにも寄ると思いますけど。

バッテリーの持ちは良い印象

実際に使用してみてバッテリーの持ちは良い感じです。

フルで使用してないので不明な部分はありますけどBoseが公式に言っているのは

QuietComfort 35 headphonesにはリチウムイオン電池を採用しており、ワイヤレス使用時には約20時間、音声ケーブルを接続しての使用時には約40時間の連続使用が可能です。

引用:Bose QuietComfort35-よくある質問

らしいので実際にこのぐらいは持ちそうな感じはします。

ちなみに2時間弱連続で使用したところ10%程度しか消費していなかったので公称通りなバッテリー持ちだと思われます。

実際に今後継続使用してみてどうなのかというところ。

遮音性について

うーん、個人的にはかなり漏れる方では無いかと思います。

ノイズキャンセリングなのでそこまで音量上げなくても大丈夫なんですけど普段から大きめの音量で音楽聴く人は間違いなく周りに音が漏れると思います。

肝心の音質は割とフラット寄り

これもiPhoneに接続し音楽視聴してみての感想。

音質については他のBOSEのヘッドフォンやイヤフォンを使用したことがないので比較出来ないんですが、個人的に初めて試聴した時の印象や現在購入してからじっくり色々と聴いてみた感想としては、やや脚色あるものの割とフラットに近い音かなと思います。

所謂ドンシャリというほど偏った音の印象は個人的にはありません。

低音もそこそこ出ていて全体的にキツいタイプの音ではないので。使用する機器によっては印象は変わると思いますが。

音の解像度についてはやはり同価格帯の有線ヘッドフォンと比較するとアレだとは思うんですが、それでもこのQC35はBluetoothヘッドフォンやイヤフォンのボクの中の悪いイメージを変えてくれました。

どうしても先入観でBluetooth=音が良くない&度々途切れるというイメージがあったのでQuietComfort35はかなり良い線行ってるんじゃないかと思ってます。

語彙力が無く抽象的な表現で申し訳ないんですけど音に人一倍拘りがある人以外は大半の人が聴いた際の音質について合格点を付けられるものだと思います。

QuietComfort35の購入は試聴をオススメ

気になる人は個人的に一番の購入のきっかけになったのはやっぱり試聴だったのでぜひ試聴してみることをおすすめします。

試聴できる店舗だとたくさんのBluetoothイヤフォンやヘッドフォンがあり、干渉するのか繋がり難かったりノイズが入ったりって事もあります。

その辺は通常使用においてもたくさんのBluetooth機器がある場所では同様な環境なので判断ポイントの1つにもなります。

まとめると今まで有線環境しか無かったので無線且つ充分なぐらい音も良いというそれだけで購入して良かったなと思える製品でした。

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